手が込んでるっぽいレシピ

「手の込んだ料理」とは何か?
 
 
こんな「高級懐石」とか?
…ま、まさか。
 
 
お料理上手な世の女性たちは、おそらくこう答えるだろう。
「手間や時間がかかる料理」だと。(もちろん予想)
 

 

ちなみに、料理スキル絶賛発展中の私は、すべての料理において人一倍の手間と時間がかかる。
=手抜き料理さえ、手が込んでしまっている素敵な現状。
 
 
そんな手際の悪い私のことは置いておいて、世の男性たちだって、「手の込んだ料理」を作ってもらいたいと望んでいるはず。(予想)
もちろん私だって、素敵な男性にそんな料理作ってもらいたい!
 
じゃあ、作ってもらう側の想像する「手の込んだ料理」ってなんだろう?
作る側が思っているような、「手間や時間がかかる料理」?
 
 
……いや、個人的には豪華なものが食べたい
しかも、帰ってきてすぐに食べたい!
 
「ただいまーお腹すいたーーーってあれ?もう完成したの?しかも高級レストランみたい!」
って言いたい。
ただのちびっこ。
 
でも、決して待たされることなく、思わず「WOW!」って言っちゃう豪華料理が突如出現するという非現実的な感動こそが、食べる側が本来期待する「手の込んだ料理」なんじゃないかという世紀の大発見。
 
 
そして、私はこう誓った。
「手が込んでるっぽい料理」を作れる女子になってやると。
 
 
いざ、何を作るか考えると。
家庭料理として馴染みがない料理=フレンチ料理=赤ワイン煮込み!
フレンチなのかは謎だけど、ワインってフランスだしこんなサイトも見つかったし、フレンチ作ります私!!!
 
そして、お洒落な料理の代表格と言えばニョッキ!!(偏見)
じゃがいもと小麦粉を混ぜて、湯たんぽ型にすれば出来そうだけど、カルディで買えば一瞬でゴージャスな晩餐に様変わり。
 
ってことで早速作りました。
 

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料理云々以前に、高級感溢れる家庭料理紹介にも関わらず、生活感溢れる発泡酒が見え隠れしてしまうという。
私はなんてお茶目なドジっ子ブロガーなんだろう。
(と言いながら、カメラセンスの無さに震える日々。)
 
肝心のニョッキは全量を器に盛ると、急に手が込んでいない感じに。
ちなみに、その数日後に誕生日祝いと称して女友達に連れて行ってもらった渋谷のLegatoで出たニョッキはこちら。
 

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最大の敗因は、黒トリュフの有無でなく、盛り方でした。
盛りつけこそが最大の「手の込み」ポイントだと痛感。
 
(いくら自作ニョッキの方が味は好みとは言え、)こうして素敵なレストランの写真と比較することによって、目に見える優劣。
もちろん、友人とのカメラセンスの優劣もひしひしと感じている模様。
 
 

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そして、影の薄いワイン煮込みは、ケチって牛肉でなく鶏肉を使ったため、こちらもセレブ感は遠く…
食器の高級感にも欠けるという結果に。
100円ショップでちょっと素敵っぽいお皿を調達するだけで、出来映えが変わるんだろうなー……
 
だけどなんだか、家庭的な素敵な女の子として、惜しいところまで来ているような気も。
 
そんなこんなで、私の花嫁修業、つづく。